発酵黒にんにくの効能「ウソ・ホント?」(発酵黒にんにく通販で手軽に健康生活)

発酵黒にんにくのウソ?ホント?

黒にんにくの効能のウソ・ホント

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健康食品と言えばドラッグストアや通販などで手軽に買えるサプリから、本格的な漢方までいろいろありますが、「黒にんにく」の効能について最近、大変注目されてきています。

普段サプリなんてあまり飲まない筆者も黒にんにくに関しては、久しぶりに習慣的に摂取し続けたい健康食品だと感じました。

黒にんにくを知人に勧められてから、味も悪くないので毎日摂り始めて、慢性的だった下痢が改善されました。
しかしその頃、病院でちょうどピロリ菌の除菌をした時期で、黒にんにくのおかげで下痢体質が改善されたのではないのでは?
と思ってある時、面倒になって黒にんにくをやめてしまいました。

すると、3日後くらいからまた下痢に戻り、やっぱり効果があったのかな、と再び黒にんにくを摂りはじめると、また便の調子も良くなりました。

慢性的な下痢や便秘は万病の元。
黒にんにくは病気を遠ざけてくれるのかもしれません。

今では黒にんにく生活はやめられません。

慢性的な下痢や便秘に悩んでいる方はもちろん、その他の体調不良の方にも、黒にんにくは是非一度試してもらいたい食品です。

発酵黒にんにくの歴史は古いですが、その健康効果についての研究はここ数年間でかなり進み、世界でも注目され始めています。
しかし、インターネット上には黒にんにくのその効能について本当かどうか疑わしい過剰な情報もたくさんあります。

当サイトでは発酵黒にんにくの効能について、確かな情報とウソの情報、もしくは研究データが乏しくその効能について定かでない情報を見極め、整理して順番にご紹介していきます。

発酵黒にんにくの特徴と効能

発酵黒にんにくとは何なのか、一般的な黒にんにくの効能など、まず基本的な発酵黒にんにくの特徴についてご紹介します。
発酵黒にんにくはスーパーなどで売られている普通の白いにんにくを高温、高湿で熟成、自己発酵させて黒くなったものをいいます。

通常、黒にんにくとして売られているものは熟成させる期間はだいたい1ヶ月前後ですが、炊飯器などを使って白いにんにくから自分で発酵黒にんにくを作る場合、10日前後で熟成させることも可能です。
にんにくは黒く熟成させると、高い抗酸化力のある「ポリフェノール」や高い健康効果のある「アミノ酸」、血中のコレステロールを減らす「S-アリルシステイン」などの栄養価が、白いにんにくの時に比べると何倍にも増えます。
通常の白いにんにくと比較して発酵黒にんにくはポリフェノールの抗酸化力は10倍、S-アリルシステインは6~16倍以上にも増えます。

【普通の白いにんにくとの成分比較】

  • 「アスパラギン酸」は2倍
  • 「アルギニン」は3倍
  • 「アラニン」は5倍
  • 「チロシン」は4倍
  • 「パリン」は4倍
  • 「フェニルアラニン」は7倍
  • 「イソロイシン」は10倍
  • 「ロイシン」は10倍
  • 「システイン」は2倍
  • 「プロリン」は7倍
  • 「S-アリル-L-システイン」は16倍
  • 「総ポリフェノール」は6倍

など。

体で生成することのできない9種の必須アミノ酸が全て含まれ、その他、「メチルアリルトリスルフィド」、「たんぱく質」、「ビタミンB1」、「ナトリウム」、「糖質」、「リン」、「アホエン」、「スコルニジン」、「メラノイジン」など豊富な栄養素が含まれます。

また、発酵黒にんにくは白いにんにくの時の嫌な匂いもかなり少なくなるので、栄養食品として普段の生活で摂りやすく多くの方に好まれます。
これは、にんにくの成分「アイリン」がアリナーゼという酵素によって分解され「アリシン」が発生、この「アリシン」が白いにんにくの強烈な匂いの原因で、「アリシン」の発生が黒にんにくになる過程で抑えられるためです。

このように栄養が豊富な発酵黒にんにく、効能は実に様々で、日本国内はもちろん海外でも研究され学会などでも発表されており、メディアなどでも紹介されています。
抗酸化作用や活性酸素を除去、血液をサラサラにしたり、生活習慣病予防、アンチエイジング効果、疲労回復、滋養強壮、がん予防、アレルギー改善効果など様々な健康効果があるとされています。

実際に発酵黒にんにくがどのような症状に効果があるのか、効果はどれほどのものか、ご紹介していきます。

発酵黒にんにくの抗がん作用、がん予防効果ってホント?

発酵黒にんにくの抗がん作用、がん予防効果が世界中で注目されています。
発酵黒にんにくはがんの予防効果やがんが治った!なんて情報もあります。

しかし、がんが治ったという情報は、その出所が確認できない上、大々的に効果を認定している、信頼のおける正式な機関も存在しません。
少なくとも治ったという効果を立証する確実なデータは現状存在しません。

しかし、これまでに100以上の多く医学論文で大腸がんの予防効果に言及され、発酵黒にんにくに多く含まれる「S-アリル-L-システイン」は、がん細胞こ攻撃してくれるNK細胞(ナチュラルキラー細胞)が弱った時に復活させるということが報告されています。
また、現状「S-アリル-L-システイン」を含む食べ物は「にんにく」しかありません。

実際ににんにくのがん予防効果についてはアメリカの国立癌研究所(NCI)も直腸がん、結腸がんのリスクが低くなるとして認めています。

下記に「熟成した黒にんにく・エキスは、試験管内及び生体内で胃癌細胞の成長を阻害する」とする論文をご紹介します。

タイトル:Aged black-garlic extract induces inhibition of gastric cancer cell growth in vitro and in vivo.
研究者:Wang X, Jiao F, Wang QW, Wang J, 他。
研究機関:The Center of Non-Traumatic Treatment and Diagnosis of Tumor, Binzhou Medical College Affiliated The PLA 107 Hospital, Yantai, Shandong 264002, PR China.
公表雑誌:Mol Med Rep. 2012 Jan;5(1):66-72.

論文データ

この論文では試験管内実験で胃がんの細胞死が進んだとされています。

日本では弘前大学の佐々木甚一教授によってマウスによる動物試験で体内の免疫機能の活性化と生にんにくより強い抗がん作用が確認されました。
(参考:協同組合青森県黒にんにく協会

このように、胃がん、大腸がん、結腸がんの抗がん作用については研究、実験され、ある程度の効果は認められましたが、ガンを治癒させる効果については残念ながら現状では立証されていないので「効果がある」とは言えません。
何も治療などせずに、発酵黒にんにくを食べただけでガンが治ったなんて話は聞いたことがありませんし、もし治ったら大きなニュースになっていますよね。。
しかし、まだまだ研究段階ではありますが、がん細胞の増殖(進行)を抑制したり予防する効果は今後大いに実証されることが期待できそうです。

<結論>

胃がん、大腸がん、結腸がんの予防効果は【ホント】
がんを治癒させる効果は【ウソ】

発酵黒にんにくは糖尿病に効果があるってホント?

インターネット上には発酵黒にんにくの効能として「糖尿病」に効果があるとされています。
発酵黒にんにくのポリフェノール含有量は赤ワインの18倍以上で、とても強い抗酸化力があります。

また、体内の糖質をエネルギーに変える重要なビタミンB1、このビタミンB1のおかげで代謝が促され、血糖値の上昇を抑えます。
発酵黒にんにくには、にんにくに含まれるアリシンとビタミンB1が結合してできた「アリチアミン」によってビタミンB1の吸収を助けます。
ビタミンB1が吸収され代謝が活発になることで血糖値が下がるため、糖尿病に効果があるというわけです。

ビタミンB1を多く含む食品は「豚肉」、「ハム」、「うなぎ」などが有名でこれらの食品と発酵黒にんにくを一緒に食べると効果的です。

このように、発酵黒にんにくは他のビタミンB1を多く含む豚肉などと一緒に食べると血糖値を下げる効果がありますが、既に糖尿病を患っている方に対し、糖尿病を治癒させる効果は証明されていませんし、今まで「黒にんにくで糖尿病が治った」というような報告はありませんし、立証されていません。
しかし、発酵黒にんにくの糖尿病予防効果と、糖尿病患者の方の血糖値を下げ、体を良い状態に維持することは可能でしょう。

<結論>

糖尿病予防効果は【ホント】
糖尿病を治癒させる効果は【ウソ】

発酵黒にんにくは肝機能障害に効くってホント?

発酵黒にんにくは脂肪肝や肝硬変といった肝臓病に効果があると言われていますが本当なのでしょうか。
発酵黒にんにくの肝機能に対する効果検証として下記のような実験が行われました。

発酵黒にんにくを含有したサプリメントを摂取することによる肝機能への有効性を検証する試験が行われました。
この試験では摂取前、6週間後、12週間後の血液検査(肝機能、腎機能、血糖、脂質)を行いました。
発酵黒にんにくを12週間摂取することで、肝機能保護作用が確認されました。

(参考元:https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsnfs/70/3/70_109/_article/-char/ja/
(資料:https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsnfs/70/3/70_109/_pdf/-char/ja

UMIN(大学病院医療情報ネットワーク研究センター)へ登録されています。(UMIN000024771)

以上のような検証実験が行われて効果が確認されていますので、肝機能障害の予防効果は大いに期待できそうです。

<結論>

肝機能障害に対する予防効果は【ホント】
肝臓病を治癒させる効果は【?】

発酵黒にんにくの高齢者における運動量増加、意欲向上効果はホント?

〔東京家政大学生活科学研究所の研究報告で、発酵黒にんにくに身体活動を促す意欲の向上あるいは、運動量を増加させる効果があるのか、高齢者を対象に検証されました。
実験はの50歳以上の男女14名に協力を得て、前半2週間を非摂取期間、後半2~4週間を黒にんにく摂取期間とし調査されました。

2週間の黒にんにく摂取による有害事象は認められず、通常の白いにんにくとは異なり、胃腸の弱い方でも副作用は出なかった。
しかし、身体活動レベルは優位差は認められず、発酵黒にんにく摂取後に「よく眠れるようになった」と回答した者が多かったが、睡眠の質が変化するものか、ノンレム睡眠の出現時間について、心拍の規則性を基準として検討したが、発酵黒にんにく摂取前後では変化がなかった。
また、発酵黒にんにくによる睡眠促進効果もなかったものと推測、睡眠を抑制する効果も認められていない。

<結論>

高齢者における意欲向上、運動量を増加させる効果は【?】

論文「温故知新プロジェクト」 http://ir.tokyo-kasei.ac.jp/metadb/up/kasei/2014_s_0007.pdf

健康食品の効能は信用できない?

「健康食品なんかで病気は治るはずがない!」、「病気を治癒させることができる健康食品があれば既に医療機関で使われているだろ!」などと健康食品に対する偏見をお持ちの方も多いですが、健康食品や認可されていない薬など全般に、医療業界ではいろいろな団体の営利や権力による複雑な事情があります。
ガンに効果があると分かっていて10年以上も認可が下りなかった「丸山ワクチン」は有名ですね。

効くか効かないのデータも長年に渡って検証しないといけないので、証明、立証するのは困難なことも多いです。

企業が販売する健康食品は売り上げ主義で誇大広告な商品や勘違いさせるような広告表現を使われているものも多いのは事実です。
少なくとも通常の経口摂取では、発酵黒にんにくが糖尿病や癌、肝臓病といった疾患の予防はできても、治癒させることは不可能ということで間違いないでしょう。
このような重い疾患が健康食品によって治癒できたとしたら、既にテレビなどで大きな話題となっているでしょう。。。

病気の治癒は難しいですが、健康維持を期待するなら、発酵黒にんにくはとてもおすすめです。

通販で買えるおすすめの黒にんにく

今一番おすすめの黒にんにくは岡崎屋の「純黒にんにく」です。

他社商品では、食べやすいように最初から1日の推奨摂取量の黒にんにく1片ごとに分けて包装されているのですが、それが逆に黒にんにくがベチョベチョになってちょっと気持ち悪い。。
鮮度と味が落ちてしまっており何とかならないのか、と思ってましたが、

この岡崎屋の「純黒にんにく」は皮を剥がずに1玉ごとの状態で包装されており、いつ食べても鮮度抜群!
長く常温保存していても鮮度が全く落ちません。

また、他社商品と違って定期コースではなく単品購入が可能で、価格もリーズナブルで良心的。とてもオススメです。

「純黒にんにく」の詳細はこちら

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